昭和館は、平成11年3月の開館以来、これまでに670万人を超える皆様に来館していただいており、本年で開館25周年を迎えることとなりました。
これも、ひとえに皆様方のご支援・ご協力の賜物であり、心より御礼申し上げます。
本年も、1月5日から14日までは常設展示室は資料交換のため休室とさせていただきますが、その他の室は通常どおり開館しており、その他にも特別企画展「昭和を駆け抜けた超特急 ~燕(つばめ)、そして新幹線へ~」(仮称)(3月~5月)の開催を予定するとともに、夏(7月~9月)の特別企画展も検討中です。
更に、春の写真展「失われゆく昭和の仕事 -戦中・戦後の街頭風景-」(仮称)(3月~5月)を開催し、今では見かけることの少なくなった昭和の仕事の写真を紹介・展示する予定ほか、秋にも写真展の開催を予定しています。
なお、巡回特別企画展は、6月に大分県(大分市)、12月に京都府(京都市)で開催する予定です。大分県では「しょうけい館」・「平和祈念展示資料館」との3館同時企画を予定しています。また、「夏休み3館めぐりスタンプラリー」を始めとする連携事業も進めていきます。
これからも若い世代をはじめ多くの皆様に戦中・戦後における国民生活上の労苦を知っていただくため、各種資料の収集や展示の充実等に努め、更に魅力ある昭和館の運営に努力して参ります。
本年も皆様方のご来館を心からお待ちしております。
令和6年1月
昭和館
館長 伍藤 忠春