昭和館図書室入口のガラスケースでは、「山の楽しみ」をテーマに資料を紹介しています。
夏休みには様々なレジャーを楽しむ方が多くいることでしょう。その中でも登山やハイキングなどの山でのレジャーは、昭和の時代においても身近な余暇の一つでした。その様子が垣間見える当時の雑誌をご紹介します。
★以下の資料をガラスケースで紹介しています。
「美ヶ原に遊ぶ」(実物見開き)
『週刊朝日 昭和13年7月10日 = 第34巻第2号』出版者/朝日新聞社 出版年月/1938.07
(請求記号:051/Sh99/1938-7 資料番号:100008999)
長野県にある美ヶ原でのハイキングの様子。背景の山々は日本アルプス。
「“ハイキング一家”の野外座談会」(実物見開き+複製)
『主婦の友 第39巻第6号(昭和30年6月)』出版者/主婦之友社 出版年月/1955.06
(請求記号:051/Sh99/39-6 資料番号:100012604)
5人家族が大阪梅田駅から六甲山を経由し、有馬温泉へハイキングした際、家族で語り合った内容の書き起こし。笑い声の絶えない座談会の様子が記されているが、父親が戦争中ビルマで命がけで逃げ回った経験を語ったり、戦地から持ち帰ったはんごうでご飯をたいたりと、戦争がまだ近い記憶であることが感じられる。
★図書室内では関連図書を紹介しています。
★資料の詳細は以下をご覧ください。
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