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【写真展「失われゆく昭和の仕事」関連クイズ】①

昭和館では、4月29日から5月6日までのゴールデンウィーク特別企画として、昭和の仕事に関連するクイズを4回にわたって出題いたします。
クイズは昭和館映像・音響室で所蔵する写真、映像、音響(SPレコード)の各資料から出題します。

【出題】
本日は写真資料からの出題です。

この写真は昭和26年(1951)の茨城県で、工事をしている女性たちを写したものです。
丸い石に綱を結んだ道具を使い、何か作業しています。さて、何の作業を行っているのでしょうか。

【解答】 

正解はBの「土を固める」です。

https://search.showakan.go.jp/search/photo/detail.php?id=90015867

(S1H0701010851)米国国立公文書館提供

【解説】

綱を同時に引いて石を上下させ、土の上に落下させることで土を押し固めています。

なお、この道具は丸い石に8本の引き綱がついていることから、綱の数を生き物のたこの足に見立てて「石だこ」と呼ばれています。

石だこを使った土を固める作業は、利根川の河川工事がさかんになった江戸時代初期から伝わるものでしたが、工事の機械化が進んだ昭和30年頃を境に、次第に見られなくなりました。

昭和館2階ひろばでは、令和6年(2024)6月30日まで、写真展「失われゆく昭和の仕事-戦中・戦後の街頭風景-」を開催中です。今では見かけることの少なくなった昭和の仕事の写真を展示しています。今回ご紹介する資料の他にも多くの写真、映像、音響(SPレコード)資料を5階映像・音響室で視聴することができるほか、一部を昭和館デジタルアーカイブでご覧いただけます。

写真展の詳細はコチラ https://www.showakan.go.jp/photo/

映像・音響室の詳細はコチラ https://www.showakan.go.jp/information/floor/5f/

昭和館デジタルアーカイブはコチラ https://search.showakan.go.jp/

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