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【資料紹介 忠犬ハチ公生誕100年】

昭和館図書室では、忠犬ハチ公の関連本を紹介しています。

渋谷駅前にある忠犬ハチ公像、そのモデルとなった秋田犬のハチは大正12年(1923)、秋田県大館市の農家に生まれました。生後間もなく東京帝国大学(現・東京大学)教授の上野博士に引き取られ、大切に育てられます。博士が渋谷駅を利用する際、ハチも同行し改札口で博士を見送ることもありました。

博士は大正14年(1925)に急死してしまいますが、ハチは博士の死後も生前と同じように渋谷駅に通いました。昭和7年(1932)10月4日の朝日新聞に掲載されたことがきっかけでハチは有名になり、一躍時の“犬”となります。ハチの渋谷駅通いは、10年(1935)3月にハチが亡くなるまで続きました。

昭和9年(1934)、渋谷駅前に忠犬ハチ公像が建立されますが、金属供出により19年(1944)に撤去されてしまいます。像が再建されたのは、23年(1948)になってからでした。

紹介期間:令和5年(2023)11月10日~12月10日(日)

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