昭和館

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【第95回資料公開コーナー】「村岡信明が描いた死と生、そして鎮魂~東京大空襲の記憶~」

第1期:令和7年1月5日(日)~2月16日(日)

第2期:令和7年2月18日(火)~3月30日(日) ※資料入替えあり

会場:昭和館1階ロビー、昭和館5階ギャラリー

 昭和20年(1945)3月10日未明、アメリカ軍による東京の下町地区への大空襲が始まりました。約300機のB29が東京の下町である東部一帯へ、約2時間半に渡って約1,700トンの焼夷弾を投下し続けました。東京大空襲の死者は約10万人、負傷者約4万人、焼失家屋約26万7千戸、約100万人の人々が罹災したと言われています(※)。

 画家の村岡信明氏は深川区(現・江東区)で育ち、13歳の時に清澄庭園で東京大空襲の一夜を過ごしました。その体験を次世代に伝えるため、目の当たりにした空襲の惨状を絵画などで表現し、平和を願う活動を行っています。

 東京大空襲から80年を迎える今年、その記憶を後世に伝えてゆくために、村岡信明氏が描いた絵画と自作の詩を併せて、1階ロビーと5階ギャラリーでご紹介します。

(※)総務省HP「一般戦災死没者の追悼」より

(1階ロビー会場)

(5階ギャラリー会場)

★詳細はこちら 

(展示関連資料)

・1階 ロビーでは、「ほら、太陽も泣いている ~村岡信明さんの体験談~」(昭和館オーラルヒストリー)を上映しています。

・4階図書室では、展示に関連する図書資料をご紹介しています。詳細はこちら

・5階 映像・音響室では、展示に関連する当時のニュース映像や写真などを視聴できます。

この機会に是非ご来館ください。

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