いよいよ台風の季節をむかえます。今年は3月11日の東日本大震災をはじめ、各地で地震などによる被害が出ています。被災された方がたにお見舞い申し上げるとともに、今後、大きな被害がないことを願うばかりです。
日本が戦後に本格的な復興をはじめた頃、南海道大地震やカスリーン台風(カスリン台風・キャサリン台風)、また福井大地震(北陸大震災)などによって多くの人びとが被災し、家族や家を失いました。その光景は今年の東日本大震災と重なって見えます。
そこで今回は、終戦間もない時期の地震・津波と台風の被災情況を写した写真を紹介します。
「日本南部の地震と津波による被害(南海道大地震)」
(昭和21年12月)
(米国国立公文書館提供、昭和館蔵)
1.日本南部の地震と津波による被害(南海道大地震) | (昭和21年12月、米国国立公文書館) |
2.家を失った人たち(南海道大地震の被害) | (昭和21年12月、米国国立公文書館) |
3.カスリーン台風による被害 | (昭和22年9月、米国陸軍記念館) |
4.熊谷地区に洪水をもたらしたカスリーン台風 | (昭和22年9月、米国国立公文書館) |
5.家財道具をもって避難した農民たち (カスリーン台風の被害) | (昭和22年9月、米国国立公文書館) |
6.福井大地震(北陸大震災)の様子 | (昭和23年6月、米国陸軍記念館) |
7.福井大地震(北陸大震災)の救護所 | (昭和23年6月、米国陸軍記念館) |
8.福井大地震、犠牲者のための募金活動 | (昭和23年7月、米国国立公文書館) |