第40回【資料公開コーナー】カラー写真で見る終戦直後の日本
平成24年8月7日(火)~10月5日(金)
今回は、リチャード・ヒロミチ・コサキ氏が終戦直後の日本を撮影したカラー写真の一部を紹介します。
コサキ氏はハワイ生まれの日系二世で、アメリカ合衆国の陸軍情報部として、昭和20年11月から約1年間日本に滞在し、占領下の日本の風景を撮影しました。当時では、めずらしいカラー写真、戦後67年を経ても色あせていない当時の風景がここに再現されています。どうぞ、ごゆっくりご覧ください。
「同僚と富士登山をしたコサキ氏(向かって左側)」
(昭和21年夏、山梨/静岡)
(JICA横浜海外移住資料館提供、昭和館蔵)
展示内容
写真
- 空襲で廃墟となった所を歩く女性(昭和20年11月~21年11月)
- 空襲で焼けこげた跡が残る中で新築の建物が建つ(昭和20年11月~21年11月)
- 靴磨き(修理)の孤児(昭和21年1月)
- 外国人のために英語の案内版が設置されている春日大社の鳥居近く(昭和20年11月~21年11月)
- 縁日でパチンコに興じる青少年(昭和21年夏)
- 「ロッパ音楽会」の看板(昭和20年11月~21年11月)
- 銀座4丁目交差点(昭和20年11月~21年11月)
- 銀座中央通り(昭和21年2月~21年11月)
1.~8. JICA横浜海外移住資料館提供、昭和館蔵