『長良橋通りを歩く女性と子どもたち』
岐阜県岐阜市
昭和25年(1950)
大野修一撮影
昭和館では、昭和10年代から30年代の写真を多く収蔵しています。今回は令和4年度に寄贈された資料の中から、時事通信社名古屋支局の記者であった大野修一氏が昭和24年(1949)前後に撮影した作品をご紹介します。
写真の多くは当時大野氏が家族で暮らしていた名鉄新岐阜駅(現 名鉄岐阜駅)の周辺で撮影されたものです。終戦間もない昭和23年(1948)から昭和25年(1950)という復興期に撮影された写真には、昭和20年(1945)7月9日の 岐阜空襲で焼け野原となった街が急速に変容していく様子や、そこに暮らす人々の活気が写し出されています。
5階の映像・音響室では、大野氏が撮影した全300点の作品を新たに公開いたします。展示で紹介する岐阜・愛知の写真だけでなく、大阪、京都、名古屋などを撮影した写真も数多くご覧いただけます。
【1】額入りで展示(写真8点)
【2】映像上映
展示作品に関連した映像を公開(上映時間:約3分30秒)