昭和館

資料公開コーナー

第35回【資料公開コーナー】戦後復興のはじまり

平成23年11月1日(火)~平成23年12月27日(火)

平成23年(2011年)の最重大ニュースと言えば、何といっても3月11日に起こった東日本大震災でしょう。被災された多くの方がたにお見舞い申し上げるとともに、今後大きな災害が起こらないことを願うばかりです。

今回の被災地の復旧・復興には多くの人びとがたずさわっており、これから更に復興が進んでいくことと思います。66年前、多くの日本人が戦後の復興に努力してきました。空襲などで被災した各地の光景は、東日本大震災の被災地と重なって見えます。今回は、終戦後に人びとが瓦礫を片付けたり、食糧を栽培している姿、再開できた工場で働いて日本の復興に尽くした人びとの様子を紹介します。

「ブルドーザーが入り復旧が始まった横浜」
(昭和20年9月5日、横浜)
(米国国立公文書館提供、昭和館蔵)

展示内容

1.廃墟の片づけ(昭和20年12月、米国国立公文書館)
2.上野の田んぼ(昭和21年2月、米国国立公文書館)
3.瓦礫の中の畑(昭和20年10月、米国国立公文書館)
4.東京で生活を再建し始めた人たち(家の再建)(昭和20年9月、米国国立公文書館)
5.東京成増地区の住宅建設風景(昭和22年10月、米国国立公文書館)
6.学生による自動車組立実習(昭和21年8月、米国国立公文書館)
7.再開した機械工場(昭和22年6月、米国国立公文書館)
8.日本の繊維工場(昭和22年10月、米国国立公文書館)
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第J190926935号