昭和館

資料公開コーナー

第86回【資料公開コーナー】昭和の日常 昭和30~32年~鈴木路雄がみつめた茨城県古河~

令和4年9月27日(火)~12月27日(火)

「古河駅西口」

古河市本町 
昭和32年(1957)
鈴木路雄撮影

昭和館では、昭和10年代から30年代の写真を多く収蔵しています。今回は令和3年度に収蔵した資料から、鈴木路雄氏が撮影した昭和30年代の写真をご紹介します。

昭和20年に終戦をむかえた日本は、復興に向けて歩みだし、次第に日常を取り戻していきました。本展では、終戦から10年が過ぎた当時の地方都市の日常風景をご覧いただけます。

鈴木路雄氏は昭和11年(1936)に茨城県古河市に生まれ、中学1年のときに、父親からプレゼントされたおもちゃのカメラがきっかけで、写真に興味を持ちました。その後、独学で写真の技術を学び、昭和30年頃の古河市の風景や人々を撮影し記録しました。

5階の映像・音響室では、鈴木氏が撮影した55点の写真のほか、鈴木氏のオーラルヒストリー(証言映像)もご覧いただけます。

展示内容

【1】額入りで展示(写真8点)

  1. 「渡良瀬遊水地で遊ぶ子どもたち」(古河市・昭和30年(1955)~32年)
  2. 「雪景色の江戸町通り」(古河市中央町・昭和31年(1956)2月)
  3. 「七夕祭り」(古河市横山町・昭和31年(1956))
  4. 「朝のラジオ体操」(古河市横山町・昭和31年(1956))
  5. 「映画館のある風景」(古河市中央町・昭和32年(1957))
  6. 「電化に向けての架設工事」(古河市・昭和32年(1957))
  7. 「自転車の豆腐売り」(古河市中央町・昭和32年(1957))
  8. 「古河駅西口」(古河市本町・昭和32年(1957))

【2】ケース展示(実物資料1点)

  1. 『アサヒカメラ第42巻第6号』(昭和32年(1957)6月)朝日新聞社

【3】映像上映

  1. 昭和館オーラルヒストリー「戦中・戦後の古河 セピア色の昭和時代 ~鈴木路雄さんの体験談~」(令和3年度制作)
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