この企画展は令和5年12月9日~12月19日に開催され、好評の内に終了しました。
昭和館では、常設展示室において「戦中・戦後の国民生活上の労苦」に係る歴史的資料を展示しております。
また、このような実物資料を活用した展覧会を各地でも開催してほしいという要望があり、平成13年から各地で実施してきたところ、このたび関係機関、各位のご協力をいただき、令和5年度は宮城県において開催する運びとなりました。
本展では、戦争がもたらした苦難や昭和の人々のくらしぶりを、当時の写真や実物資料を交えて紹介します。
タイトル | 昭和館・しょうけい館・平和祈念展示資料館 合同巡回展 「くらしにみる昭和の時代 宮城展」(昭和館) 「戦傷病者の労苦を伝える 宮城展」(しょうけい館) 「平和祈念展in仙台 シベリア抑留 終わらなかった戦争」(平和祈念展示資料館) |
会期 | 令和5年12月9日(土)~12月19日(火) |
時間 | 10:00~18:00 |
会場 | せんだいメディアテーク 5階ギャラリー3300 |
所在地 | 宮城県仙台市青葉区春日町2-1 |
入場料 | 無料 |
主催 | 昭和館、しょうけい館、平和祈念展示資料館 |
協力 | 一般財団法人宮城県連合遺族会および一般財団法人日本遺族会第1ブロック |
後援 | 宮城県、宮城県教育委員会、仙台市、仙台市教育委員会、河北新報社、朝日新聞仙台総局、共同通信社仙台支社、時事通信社仙台支社、毎日新聞仙台支局、読売新聞東北総局、産経新聞仙台支局、NHK仙台放送局、tbc東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、khb東日本放送、エフエム仙台 |
詳細 | 【宮城県開催】チラシ |
空襲に対する備えや務めるべき行動を示した文書。空襲の際に、被害の拡大を防ぐため速やかな消火活動にあたるよう義務づけられた。
昭和17 年(1942)6 月5 日
通りには商店が立ち並んでいたが、多くは空襲によって焼失した。コンクリート製の明治生命ビル(左)と藤崎西館(右)は焦げ跡が残るものの、姿を留めている。
昭和20 年(1945)9 月20 日
米国国立公文書館提供
仙台市電は空襲によって大きな被害を受けたが、すぐさま復旧作業が行われ、終戦直後の8 月20 日には全線で運転が再開された。
昭和20 年(1945)9 月25 日
米国国立公文書館提供
宮城県の遺児が幼少期に着ていたもの。生計を立てるために行商をしていた母親が子どものために合間を縫い、端切れを集めて作った。
昭和25 年(1950)頃
お問い合わせ
〒102-0074 東京都千代田九段南1-6-1 昭和館学芸部
TEL.03-3222-2577