写真展は終了しました。
昨年、ロングランを続けた話題のアニメ映画「この世界の片隅に」では、主人公のすずという若い女性の目からみた戦時下の日常が描かれました。
今回の写真展では、戦争に翻弄され、銃後の担い手となった女学生たちの日常生活を所蔵写真の中からご紹介します。
本来なら希望に満ちたはずの学校生活は、戦況悪化にともない勉学の機会が奪われていきました。農繁期の援農勤労奉仕や戦時救護の訓練、勤労動員の日々が続きました。校舎は転用されて軍需工場となり、厳しい監視下で飛行機の部品作り等に明け暮れることもありました。
動員先では空襲によって多くの命が失われ、沖縄では看護要員として動員されたたくさんの女学生が亡くなりました。
そうした厳しい時代の中でも女学生の日常には笑顔があったはずです。戦中・戦後を通した彼女たちの青春の一部を紹介してみましたので、ごゆっくりご覧ください。
会期 | 平成30年3月17日(土)~5月6日(日) |
会場 | 昭和館2階ひろば |
入場料 | 無料 |
詳細 | 「女学生たちの青春~戦前から戦中、そして戦後へ~」チラシ |
お問い合わせ
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