写真展は終了しました。
昭和館では、所蔵写真を紹介することを目的に毎年写真展を開催しています。今年の秋は『1946 明日へ』と題して、終戦翌年の昭和21(1946)の出来事や日常の様子を振り返ります。
昭和20年8月15日、長く続いた戦争は終わりを告げ、6年8か月に及ぶ連合国軍による占領期が始まりました。
空襲におびえる毎日からは解放されたものの、戦争で家族を亡くし、住む家を失い、食糧不足は深刻さを増し、人びとの生活は困窮を極めました。そんな中で、日本は占領下で初めての新年、昭和21年を迎えたのです。元日には、昭和天皇の「人間宣言」が発せられ、2月からは地方巡幸が始まりました。GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による民主化政策のもとで、女性の参政権が認められ、労働組合が数多く結成されました。教育勅語は廃止され、財閥解体、農地解放が行われ、11月3日には日本国憲法が公布されました。
また表現の自由を手にした人びとが、窮乏生活への不満から大規模なデモを行うなど、国民生活は大きく変容していきました。
明日へ向けて再出発した昭和21年の日本をご覧ください。
会期 | 令和3年9月11日(土)~12月19日(日) |
会場 | 昭和館2階ひろば(屋外) |
入場料 | 無料 |
後援 | 千代田区 千代田区教育委員会 |
詳細 | 「1946 明日へ」チラシ |
お問い合わせ
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TEL.03-3222-2574