写真展は終了しました。
今年も桜の季節になりました。
春といえば桜、桜といえばお花見。古来より桜を観賞することで日本人は春の訪れを感じてきました。
花見の風習が広まったのは江戸時代、江戸の各地に桜を植えて花見を推奨したことにより、庶民の間でも花見が行われ、飛鳥山や向島など名所が誕生しました。酒宴や仮装などが許された所もあり、盛大な花見が行われたようです。
絵はがきには、かっての見事な桜並木やお花見風景、桜を楽しむ人びとのにぎわいが色彩豊かに描かれています。街は大きく変貌しても桜を愛でる日本人の心は今も昔も変わらないことがうかがえます。
今回の写真展では、九段界限をはじめとする東京の桜の名所と花見を楽しむ人びとの様子を、昭和館が収蔵する戦前に発行された絵はがきと写真をとおして紹介します。昭和館周辺の見事な桜とともにごゆっくりご覧ください。
会期 | 平成24年3月17日(土)~4月15日(日) |
会場 | 昭和館2階ひろば |
入場料 | 無料 |
詳細 | 「絵はがきと写真にみる桜—東京の桜の名所—」チラシ |
お問い合わせ
〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-1 昭和館図書情報部
TEL.03-3222-2574